「シュミトレ」でON-OFF自由自在の悠々トレードを・・・
 
Yappyの「シュミトレ」ルール
1.儲けようという欲望は捨てる。
  そうすれば恐怖や希望も消える。
2.後は悠々淡々と動きに逆らわず素直にやることをやる。
  トレンドが出ない時はじっくり時を待つ。
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さて、このシリーズもいよいよ最終回となった。

(3)相場で生き残るための秘訣

1)儲かってる人とそうでない人との差
前回、損失の大きさがどれだけトレードに影響を及ぼすのかを細かく説明してきた。
実は、これが最も重要なポイントになるからである。

昨今、こと情報やツールについては、トレーダーはみんな同じレベルに近づいている。
しかし、それにもかかわらず、トレードを繰り返すうちに、儲かってる人とそうでない人に分かれていくのだ。
そして、その差はどこからきているかといえば、このリスクについて、きちんと整理してトレードに臨んでいるかどうかの違いなのである。

2)リスクを取るとは
「トレードにおけるリスク」とは、1回の取引で発生する可能性のある最大損失率(損失額)だ。
これはトレードする人自身が決めることである。
すなわち、リスクはその株の値動きが決めるのではなく、その株をどこでロスカットするルールなのかで決まるのだ。
例えば、投資する資金が500万円として、1回のトレードで取れるリスクを3%、つまり15万円と決めたとする。
そこで、1000株単位で株価1000円の株があって、この銘柄は950円で大底を入れて上昇中とする。
そこで、ストップロスをこの950円を割り込んだ940円と決めると、1000円で買ってロスカットとなれば60円の損で6万円、ということはこの株だけのトレードならば2000株まで買えるということになる。
3000株ならロスカットしたときは18万円の損となって、上記のリスク15万円をオーバーしてしまうから。
この答えは500万円の資金で、リスクを3%としたとき、1回のトレード金額200万円を示していることにもなる。
これなら、1回の損失で2.4%の損、このペースの損失なら5連敗しても442万円残る。

3)リスクに向き合うために
「リスクに向き合う」ということは、早い話が「自分が決めた含み損の限度が来た時に必ずロスカットをする覚悟を持ち・・・そして実行する」ということである。
そのことが明確に自覚できれば、チャンスが来て参戦するときの恐怖心はかなり軽減される。
もし、自分の思った反対の方向へ動いて含み損になっても、その決めた限度でロスカットを入れればいいのだから。
それは、リスクとして自分自身であらかじめ覚悟して決めていたことなのだから。
これは蛇足だが、そしてかなり重要なことでもあるが・・・そんなに「覚悟」という大げさなことで決めていなくても、大抵の人はロスカットしないといけないと気づいていているのである。
しかし、、ロスカットが遅れる人は・・・なぜかしないのである・・・そう、どんどん下がっていくのを黙って見ているのだ。
だから、逆に言えば、そういう人は重大な「覚悟」をしてその基準を決める必要があるのかも知れない・・・そう、習慣になるまでは。
もちろん、株は下がっても上がるまで放っておけばいいと考えている人は論外ではあるが。

しかし、参戦する入口を間違えなければ、そんなにいつもいつもリスクに直面するわけではない。
半分以上は含み益を持ちながら、目標価格やトレイリングを使いながら出口を見つける楽しみもあるはずだ。

そう、「利益は気持ちよく伸ばし、そして損失は決めたところで必ず確定する。」
これがトレードの極意だと思う。

そして、それは「リスクには正面から向き合う」ことから全てが始まる。
それができなければ、相場には手を出さない方がいい・・・相場は趣味だという人は別だが。
ちなみに趣味というのは、興味がない人からみれば、どうしてあんなものにそんなに沢山のお金を使ってしまうの?というような代物である。


最後に、極めつけの言葉になるが・・・
『損切りができない人は一生儲けられない。儲かったのは偶然の出来事だ。』


                           《完》

<お断り>
この「デイトレードの本質」のシリーズは自分が勉強した教本をベースにしたもので、自分自身がトレードをしていく上で再認識と意識付けのために記事にしたものです。
よって、読者に同調を促すものでもありませんし、ましてや強要するものでもありません。

尚、本当の長期投資家は株価が半分以下になって売り一色の時、今まで以上の金額で躊躇なく買い増しができる胆力と財力の持ち主であり、そういう人はこの一連の記事の対象にはなっていません。
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このシリーズも、いよいよ終盤に入った。
ここでは、どうしても避けて通れない投資のリスクについて、正面から向き合ってみよう。
そして、どんな困難の中でも生き残る方策を探してみよう。

(1)どのくらいのお金でトレードするか?

1)トレード資金の決定
結論的には、普通の人がトレードに使ってもいい金額は、自分が自由に使える資金の50%だ。
トレードで使うお金は本当に余裕がある範囲だけにする、これがその理由である。
もっと現実的に言えば、トレードできる資金として1000万円あるなぁ~と思ったら、その半分の500万円にしておけ、ということだ。
後は、その500万円をコツコツ増やせばいい。

2)銘柄数を絞る
「全ての卵を1つのバスケットに入れるな」という投資格言があるが、これはいわゆる分散投資の重要性を語ったものである。
昔は預貯金、不動産、株式への分散投資がいいと言われたが、現在では・・・
それはともかく、その株式の中でも、できるだけ多業種の多くの銘柄に投資することがよいとされてきた。
しかし、現在、普通の個人投資家がそういう銘柄選択でいいのか?
違う、相場が暴落時でも自分自身が管理可能な銘柄数に絞るべきだ。

3)卵をバスケットに入れない
銘柄数が多くなると、例えば、何かの悪いニュースで相場が急落したとき、損切り注文を出す対処が困難になってしまう。
こういうとき、株価どんどん下げているにもかかわらず、とりあえず様子見しておけばいいという人は全くの論外である。
短期売買では「全ての卵を1つのバスケットに入れるな」ではなく、「卵はバスケットに入れるな」である。
バスケットに入れるほどたくさんの卵を持たないことが大切で、むしろ1つの卵を転ばないように大事に運ぶことを目指すべきだ。
つまり、自分の本当に自信の持てるフィールドや銘柄に、まずは集中していくことが大切であり、丁寧に1つ1つ勝ちを重ねることが、パフォーマンスの向上につながるのである。

(2)トレードの本質は「損失を大きくしない」

1)損失発生
以下はやってはいけない例であるが・・・
500万円のお金がトレードに使える場合、あるA銘柄を株価250円で2万株買ったとする。
その晩、NY市場が急落して、翌日その地合を受けてA株価も230円になった。
更に次の日、A社は減益見込みの発表をして、A株は200円になったので、やむなく損切りした。
翌日、更に190円にまで下がった。
こいうことは、もうそんなに珍しいことではない。
よく考えてみると、損切り時点で株価は20%下落したため、500万円の資金はもう400万円に減ってしまった。
この400万円を元の500万円に戻すためには、今度は25%株価が上昇しなければ元には戻らないのである。

2)大きな損失の影響
1)の例、これは大きな損失である。
そうなると、相当な精神的なストレスが起こり、なんとか取り戻したいという焦りが出てきて、それがいつの間にかリスクという概念を頭から追い出し、目先の利益を追っかけたり、利確すべきところをもう少し利益を取りたい気持ちがそれを遅らせて含み損にしてしまったりで、さらに損失が拡大しまうという悪循環につながるのである。
すなわち、大きな損失が、さらに新しい損失を生み出すもとになるのだ。
大きな損失は、経済面の問題だけでなく、精神面も圧迫し、トレードスタイル自体もゆがめてしまうのである。

3)ゲームオーバー
1)の例でもう1回20%の損失を出すと資金は320万円、更にもう1回で256万円になってしまう。
元の500万円からするともう半分になっている。
損失の連鎖に入り込むと、こういうことも意外と簡単に起こってしまうのである。
ここまでくると、もうゲームオーバーだ・・・・・それも、もうリセットは利かない。

4)1回の損失を大きくしない
何が問題だったのか?
そう、1回のトレードでの損失を大きくしてしまったことから、ゲームオーバーへの道は始まったのである。
トレードの世界で唯一の生き残る道は、最大損失額を、常に一定限度内で「確定」してしまうことなのである。
また、この「確定」ということが非常に大切なのである。
大事なことは、そのトレード自体を、そこできちんと手仕舞いしてしまうことである。
というのも、その限度内の中でも小さな損で収めているものを、手仕舞いサインが出ているのにもかかわらず、まだ限度内で小さいからといって含み損のままにしておくと、損は小さくても心理的には負けは負けであり、それがなんとかプラスにしようと思う焦りを誘い、つい無謀なトレードをしてしまうということにつながるのである。
トレードには必ず負けが伴うことを忘れないようにしないといけない。
1つのトレードで損失が発生したら、それはそこで終了。また新たな気持ちでトレードに取り組むことが大事である。
損をしたことは忘れにくいが、それで手仕舞いすれば忘れていく・・・リスク管理という面からは意外に大事なポイントなのだ。
歴史的なプロトレーダーによる損失事件でも、全部といっていいほど、いきなり莫大な損をしたのではなく、最初はわずかな損失を出したものを手仕舞いもせず、取り返そうとしたところから始まっている。

5)損失額5%が生命線
「普通の人」であれば1回のトレードの損失額が最大でも5%とするのが妥当と考える。
ただし、5%でも決して低い損失率ではない。
プロのトレーダーも2~3%が多いようだ。
上記の例でも、3%なら3連敗しても456万円、まさかの10連敗でも368万円残る。

最終回に続く・・・
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19.トレードの出口(その2)の続き・・・

(4)売りの本質

1)買いの前提となった条件が崩れたとき

ここまでは、利益確定売りや損失確定売りの方法を説明してきた。
その中には、1つの原則があった。
目標価格の設定やトレイリングストップの方法も、あるいは利食い売りも損切りも、同じ原則に基づいてきた。
その原則、それは「買いの前提となった条件が崩れたとき」に売るということだ。

買いを入れるときは、その買いを正当化した条件が整っていたはずだ。
それが維持されている限り、例えばその上昇トレンドがしっかりと存在している場合、そのポジションは持ち続けるべきである。

しかし、一旦その条件にはっきりとした変化が現れたときは、直ちにその買いを手仕舞わなければならない。
すなわち、そのトレンドラインを株価が下回ってくれば、その株は直ちに売るべきである。
このとき、買ったところよりも株価が高いのか、安いのかは関係ない。
買いの前提がなくなったのだから、売るしかない。
利食いになっているか、損切りになってしまうのかは、買った人の事情にすぎない。主観的、個人的な問題なのである、
これに対して、相場の条件が変化したということは客観的な事実だ。
個人的な事情を優先し、この客観的な事実に目をつぶれば、大きなリスクを背負い込んでしまうことになる。

そうすると、目標価格を使うのは前提条件が変わってないのに売ることにならないか?という疑問が出てくる。
しかし、それらの目標価格は、いずれも過去の経験則などから抽出された「転換点」だった。
すなわち、テクニカル分析などから導き出された目標価格は、そこでトレンドがピークを打つ可能性が高いところを示しているものだ。
したがって、そういう事実も、またそういうことを知っている市場がある限り、売りのタイミングになると考えるのは理にかなってるということだ。

2)売らない鉄則
買いの前提条件が崩れたときに初めて売りを出すという考え方は、逆に言えば、前提条件が崩れていないのに勝手に売りを出すな!ということである。

買った株が上げてきたので、目先の利益を確保しようとすぐに利食い売りを出す、あるいは少し下げてきたので、不安なので売るなど・・・ありがちではないだろうか。
儲けを減らしたくないとか、大きな損を出したくないとか、そんな迷い(恐怖)から、人は相場の出口を速めに探してしまいがちである。

しかし、それは個人的な感情であり、主観的な問題だ。
客観的には何も変わってないのにすぐ売ってしまうということは、当初想定していたリスクに見合う利益を取らないままに撤退するということだ。
いわば、大きなリスクを背負いながら、小さな利益しか取らないことになる。
このようなトレードを続けていると、普通、いずれは損失の方がどんどんたまっていくことになるのである。

3)コンスタントに儲ける方法
さらに問題なのは、そういう個人的な感情の方に引きずられるトレーダーは、別の意味で大きな損失を呼ぶ可能性がある。
すなわち、買いの前提となった条件が客観的に崩れているにもかかわらず、売らないのだ。
買値を下回っているからとか、大きく下げたから1回は戻るのではないかなど、個人的な感情や希望が客観的な事実に優先してしまう。
しかし、そんな感情的な要因をトレードの判断に持ち込めば、結果は負けとなるのは火を見るよりも明らかだ。

したがって、トレードで生き残るために必要なことの第一は、個人的な感情(希望)と現実を切り離すことである。
株価が上がるか下がるかは、相場が決めることで、ほとんどのトレーダーが決められることではない。

だから、自分達にできることは、買い条件が揃えば躊躇なく買いを入れ、その条件が崩れたら直ちに売りに出す、それだけなのだ。
後は、これをコンスタントに続けることが大切。
前のトレードが勝っても負けても、淡々とトレードを続ける、それがトレードの勝率を上げ、1回当たりの利益を増やし、リスクを押さえる唯一の方法なのだ。

がむしゃらに頑張るのではなく、淡々とクールにやるべきことをやることが、トレードで生き残り、利益を残すために基本的方法なのである。

以上・・・次回からは「リスクに向き合う方法」を。
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予定時間よりかなり遅れたUPになりました。

18.トレードの出口を探す(その1)の続き・・・

(3)目標株価を決めない利益の確定法

最初から目標価格を決めるというやり方は、やや硬直的でデメリットもある。
例えば、目標価格で売った後、相場がそこから大きく上昇するケースは少なくない。
逆に目標価格に届かずに反落するケースもある。
これらはいずれも、本来得られたであろう利益をフイにしてしまう。
そこで、この問題をどう解決するか?・・・目標価格やロスカット価格を決めてしまわないやり方がある。

1)トレイリング・ストップ
トレイル(trail)とは「〈人・動物などの〉跡[足跡, 臭跡]をたどる, …を追跡する」 という意味がある。
そう、株価の動きに対して目標価格やロスカット価格も追跡していくやり方だ。
一番簡単な方法は、例えばデイトレで、1000円で買って1030で売るという目標を決めるのではなく、最高値から1%下がったら売るという方法だ。
この場合だと、1000円で買ったその時は、990円になったら売るというロスカット価格しかない。
しかし、1030円に上がった時は1%つまり10円下がったら、すなわち1020円に下がったら売るということになり、まだ1030円では利確しない。
さらに上がって1050円になった時は1%つまり11円下がったら、すなわち1039円に下がったら売るということになる。
1060円まで上がったら同様に1049円まで下がったら売るということになるので、そのままそこまでは下がらなければ、デイトレであるから終値付近の例えば1056円で売るということになる。

最初から1030円で売るという目標価格を決めておいた場合との比較をしてみて欲しい。
例えば1035円までしか上がらなかって、その後1020円まで下がってしまったとすれば、その1020円で売ることになるから、1030円での目標価格を最初から決めてた方が利益は大きい。
しかし、「普通の人」にとっては、利小損大になる心理状態になる可能性が多く、また現実的にもそうなっていることを考えれば、利を伸ばせることになるこのトレイリング・ストップの方が有利だという確率は高いと思う。

2)目標価格かトレイリング・ストップか
既に1)項の終わりに自分なりの考えを書いてしまったけど・・・これはいつも言ってるように、自分も「普通の人」なんでそう決め付けているだけのことかも知れない。
目標価格を決めるのは、上昇分の全部を取ろうとするやり方で、上手くいけば相場の天井で売れる可能性もある。
逆にトレイリング・ストップでは相場の天井で売ることはできないし、また値動きの小さな相場ではほとんど利益をあげることはできない。
従って、客観的に考えれば、この2つの方法の優劣を決めることは、あまり意味がないということになる。
しかし、実際に相場に身をおいて実際のトレードする段になると、そう簡単に客観的に冷静に判断することは難しいし、精神的に大きなプレッシャーを受けると楽な方(すぐ利確に走る)を選ぶのが「普通の人間」である。
そう、一番怖いのは、目標価格に届かないまま相場が反転してしまうと、目標価格を見失う恐れもあり、場合によってはロスカット価格をも見過ごしてしまうことである。

3)自分スタイル
取引時間の7~8割はもみ合い相場といわれている。
つまり、残りの2~3割がトレンドが出る時間帯だ。
その少ないトレンドが出るチャンスで稼ごうということなら、トレイリング・ストップが優れているだろう。
逆に7割以上存在するトレンドが出ない相場でも利益が欲しいということなら、目標価格を決めてトレードする方がパフォーマンスはよさそうだ。
だから、自分がどういうスタイルでトレードしようと思っているのかをはっきりさせれば、おのずとどのやり方がよいか分かってくるはずだ。
こんなことを言うとまた混乱するかも知れないが・・・両者を組み合わせる方法もある。

4)トレイリング・ストップのコツ
トレイリング・ストップを使うとき、一番悩むことは売りを出すのは何%下かということだ。
一般的に、その答えは相場のノイズ(押し、調整)などでストップに引っ掛からないような割合ということになる。
スウィングトレードであれば、普通8%くらいのノイズはあるといわれている。
それに引っ掛からない10%で設定というのは間違ってないと思う。
一方、その10%には別の意味もある。
それは高値から10%も下がるということは、それはトレンドが下向きに転換した確率は結構高いということである。

5)トレイリング・ストップの応用
まず、パーセントではなく、金額を使う方法がある。
スウィングなら、1000円で買ってそこからの高値から10%下ではなく、100円下げたら利確しようという方法。
理論的な精密さには欠けるが、動く相場の中で、利確株価が分かりやすい。
次に移動平均線を用いる方法もある。
例えば、5日移動平均線を割り込んだら利確売りを出すという方法だ。
もう一つ、それはデイトレではよく使われる最高値幅の何%下がったら利確するという方法だ。
仮にそれを50%とすると、1000円で買って1020まで上がったら、利確ポイントは1010まで下がったときとなり、さらに1030円まで上がったらそれは1015円となる。
50%というのは、まずノイズには影響されにくい方法だとは思うが、天井で売れたときからすれば利益が半減になる可能性がある。
しかし、目標価格を設定した方法でも、実際の天井で設定できていたというケースは稀であり、トレイリングストップ50%の方法でも、最高値幅の50%で実際の売りとなるケースも少ない。
また、それが嫌なら30%という設定の仕方もある。

いずれにしても、自分スタイルに合った方法で、やや厳し目な方法を選択するすることが大事だと思う。


次回は「売りの本質」を・・・
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さて、そろそろ、トレードの出口、すなわち株式を買ったときにどこで売るか?ということについて具体的に見ていこう。

(1)取引の前に出口を検討
この項目については、自分はデイトレードにおいての実行はかなり難しいと思う。
もちろん、自分にはということで、できる人は実行するに越したことはない。

難しいというのは、「取引の前に」=「買いを入れる前に」ということだからだ。

しかし、本来、その方が安全だとかいう漠然とした話ではなくて、そのトレード自体を行うかどうかの判断を決め手になるものであるから、やはり検討する必要のあるものだろう。
もしかしたら、自分でも、細かい数字ではなく概略レベルでの出口計算はしてるのかも知れない。
そういう意味においても、ここではより具体的な数値で再検討してみよう。

なぜ?「取引の前に出口を検討」するのかという目的に戻ろう。
それは、わずかな儲けしか期待できないのにリスクがいっぱいのトレードや、利益は大きそうでもその確率が低そうなトレードはやってはいけない。
だから、そのトレードで得られる利益と、相場が逆に行った場合の損失、そしてどの程度それが起こりそうかの見込みを、トレードの前につかんでおく必要がある。
それこそが、「取引の前に出口を検討」する目的である。

(2)目標株価の見つけ方
目標株価は、相場が見込みどおり動いた場合に、通常ならば到達すると考えられる株価水準だ。
そして、これがそのトレードにより見込まれるリターンになる。

1)一目均衡表方式
次の例で考えよう。
1000円で底値を入れた株価が1500円まで上昇した。
その後1200円まで押して反発し始めた場合、どこまで上昇すると見込むのか、すなわちどこが株価目標になるかを考えよう。

<N計算値>
最初の上昇幅は、1500円-1000円=500円だから、この値幅を次の底値の1200円に加えたものが目標になる。
すなわち、1200円+500円=1700円である。

<E計算値>
最初の上昇は500円で、その値幅を、今度は次の底値ではなく、最初の天井すなわち1500円に加える。
1500円+500円=2000円が目標株価となる。

<V計算値>
これはいわゆる「倍返し」という考え方である。
下げた分1500円-1200円=300円の倍、つまり600円上がるというもの。
すなわち1200円+600円=1800円が目標株価となる。

2)エリオット波動方式
例の黄金分割比を使って計算する。
61.8%や38.2%の修正・調整の割合を使ったものである。
例を挙げると、それまでの上昇相場が2000円で天井を打ち、その後1500円まで下落した場合、その後反発局面となれば、その戻りの目処は次の通りだ。
第1目標:38.2%戻し
   1500円+(500円×0.382)=1691円
第2目標:50%戻し
   1500円+(500円×0.5)=1750円
第3目標:61.8%戻し
   1500円+(500円×0.618)=1809円
尚、4番目の目標もある。100%すなわち全戻しだ。61.8%を超えれば、前の高値の2000円が目標値になる。

3)パターン分析方式
ここでは代表的なものを1つ、持ち合いからのブレイクの場合を紹介する。
持ち合い圏の高値が1500円、持ち合い圏の安値が1200円、上値抵抗線をブレイクしたときの株価が1380円ならば、持ち合い圏の最大値幅300円をブレイク株価に加えて、目標株価は1680円となる。
また、最大値幅の半分、すなわち150円を加えた線1530円は手堅い目標ともいえる。

4)チャートの節目方式
たとえば、現在の株価が600円、過去に800円~1000円のもみ合いゾーンがある一方、下には400円~500円のもみ合いゾーンがあるならば、まずは800円までの上昇を見込めそうだ。
同時に下落した場合には500円が節目、すなわち下げ止まるとするとまずはここまではありそうだということになる。
これはかなり直感的な目標価格の見つけ方になる。
それなりの経験が必要のようだ。

5)ロスカットの株価
今度は、相場が当初の見込みに反して逆の方に動いた場合のロスカットのケースである。
どうやってロスカットのポイントを見つければいいか。

①トレンド分析から
上昇トレンドを確認して、前のトップAを超えたところで買いを入れた場合、直前のボトムBを割り込んだところでロスカットをする。

②下値支持線のブレイク
もう何度も出てきた内容なので、特に説明不要だと思う。
トレンドラインを割り込んだところでロスカットを入れるということである。
これは株価が上昇していくに連れてロスカット位置も上がっていくことになり、もはやロスカットではなく利食いのポイントになる場合にも変化する。

③トライアングルのブレイク
トレイアングル(三角持合)が形成され、上値抵抗線を突破したところで買ったときのロスカットポイントは、トライアングルの下値支持線を割り込んだところになる。

6)ロスカットの本当の意味
このロスカットだが、よく見ると買いのパターンの裏返しといった形になっている。
すなわち、買いは上昇トレンドの確認やもみ合い相場からの上放れを前提にして、相場は上に動くと判断して買いを入れたはずだ。
ところが、それをうちけすような事態が発生した。
それは前回の底値を下回る下落や、上昇トレンドラインを割り込む下落、あるいは持ち合い圏の下値支持線を下回る下落が起こったのである。
そうなれば、買ったまま放っておくわけにはいかないことは、買いをいれた理屈からも明らかだ。
だから、こういう事態が起こった場合は直ちに損切りして、相場を客観的な立場で見られる状態に戻すことが必要である。
ロスカットは損を確定させて拡げないためだけにするのではない。
頭の中をリセットして、次のトレードに備えるためのものでもある。

ここで敢えて言うと、損切りポイントに来た、すなわち買いの前提となった条件が明らかに崩れていることは、ほとんどの人はうすうすでも気付いている。
ただ、多くの人が待てば株価は戻るかもしれない、あるいは元には戻らなくても、少し戻ったときに損切りすればいいと自分に都合のいいように考えるのだ。
確かに戻ることもある。しかし、その確率はかなり低い。

だから、ロスカットはこういう理屈に合わない感情的な願いや虚しい希望を持たないためにも必要なのである。
それでも、まだ相場が戻ると思うのなら、1回損切りして、すぐに買い直してみたらどうかと訊ねると、大抵の人は買い直しはしない。
それは、一旦ロスカットをすると、その戻りを期待するのはバカバカしいことが分かるからなのである。
上昇トレンドが崩れてしまったその銘柄を買い直すくらいなら、他にいくらでも上昇トレンドを伸ばしている有望な銘柄があるからである。

次回は「目標価格を決めない利益の確定方法」の予定・・・
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